留学・ワーキングホリデー先として人気のカナダ。治安のよさと街の美しさは北米方面で抜群です。また英語だけでなくフランス語も学べるのも人気の理由。ワーキングホリデービザは、取得が年々厳しくなっているようですが、やはり人気のワーホリ先です。楽しく充実した滞在を送るためにも、保険選びはいろいろな会社を比較して、十分に検討しよう。
保険会社・保険商品を選ぶ・見分ける際のポイントで一番わかりやすいのが、持ち物の補償項目。
「携行品」ではなく「生活用動産」となっているかどうかが重要なポイントだ!
簡単に言うと、「携行品」は読んで字のごとく、「持ち歩けるものを、持ち歩いている時」をカバーする。この持ち歩いているときには、外出中と宿泊施設内を含む。しかし、現地で借りたアパートや住んでいる家は保険上”居住施設内”と判断されるので対象外。
対して「生活用動産」は、携行中、宿泊施設内、そして居住施設内をカバーした持ち物保険。持ち歩いている時、ホテルなどに宿泊施設に置いている時、そして現地で借りているアパート(居住施設)内での空き巣などにも対応した持ち物保険だ。
つまり、長期で滞在する留学生やワーキングホリデー渡航者にあった補償、必要な補償は、「生活用動産」となる。
しかし、「生活用動産」の補償を販売している保険会社は多くない。自分のみつけた保険の持ち物の補償がどうなっているかをまず一番にチェックしよう。
皆さんが、一番気にするのが、キャッシュレス治療や提携病院について。
「どこの保険会社が一番提携病院が多いか」と保険を比較しようとすることが多い。しかし、残念ながらカナダの提携病院のリストはネット上でほとんどみかけない。
キャッシュレス治療とは、簡単に言うと「病院が自分の代わりに保険会社に保険金請求をしてくれる」だけのこと。病院が皆さんの代わりに書類を揃えて保険会社に請求してくれると、その場で治療費を払わなくても書類にサインするだけでよいとなる。そのことを予め了承した病院を”提携病院”という言い方で呼んでいる。
カナダの場合は、自国の医療保険制度がしっかりしているため、病院は民間の保険会社に治療費を請求することがあまり無い。そのため、病院が民間の保険会社に請求することに不慣れだったり、好まない状況だ。なので、キャッシュレスになりにくいというのが実態。
「どこの保険会社がというよりは、お国柄」といった感じでキャッシュレスになりにくい、提携病院と言うものがあまり見かけない、となる。
なので、提携病院で保険会社を選ぶのは、カナダの場合は無意味に近い。
それより重要なのは、保険会社のサービス・事故対応力。これは、その保険会社が、長期の海外保険(留学・WH渡航用)のパンフレットなどを用意してるかどうかなどで、わかるので難しくない。
★補足:1)治療費の保険金請求は、その都度、保険会社の日本語アシスタンスセンターに相談すれば、指示・アドバイスをくれるのでそんなに難しいものでは無いので安心を!
★補足:2)立て替えて払えないような金額の時(非常に高額な治療費の時)は、病院も治療費の回収を重要視するので、提携病院かどうかは問わず、保険会社に請求する形をとるので、安心を!
★補足:2)アメリカなどは、病院が民間の保険会社に治療費を請求するのは当たり前のことなので、キャッシュレスになりやすい。
やはり、重要なのは「治療・救援費用」の項目。
現地でかかった病気やケガの治療費をカバーする項目は、できるだけ高い限度額の補償が良い。
この補償額は、ひとつの病気やケガあたりの限度額です。「風邪を引いた」、「足を捻挫した」などそれぞれに対して契約限度額までの補償がされる。しかし、ひとつの病気やケガに対して「救急車費用、手術費用・入院費用、家族の駆けつけ費用、退院後の通院費用・薬代、場合によっては日本への搬送費用などの総額」となる。実際、1000万円を超える治療費の支払い事例はたくさんある。集中治療室に入ると一晩で100万円前後の治療費がかかることも。予算が許す限り、できるだけ高く設定しよう。
では、保険料を抑えるには、その他の補償項目を外したり、補償額を下げたりする形だ。
「死亡補償は要らない」という意見もよくあるが、実際に死亡事故などがあると大きな費用が発生するので、日本の家族に迷惑をかけないためにも、できれば補償はセットしておくべき。
<治療救援費用の他に、最低限セットしておくべき補償の目安/配偶者・子供無しの単身者の場合>
・傷害死亡:300万円以上〜1000万円
・傷害後遺障害:1000万円以上
・疾病死亡:300万円以上〜1000万円
・賠償責任:5000万円以上〜
・生活用動産:保険会社規定によるが30万円〜50万円程度
近年、フリープラン不可、や、死亡補償などを必須にしている会社も多く、保険会社の販売ルール上、思ったように自由にプランは作れないことも多い。一部の代理店などでは、保険会社の販売ルールの下限ギリギリをうまく組み合わせたプランを用意しているところもあるので狙い目。
海外留学生・ワーキングホリデー渡航者向きの海外旅行保険は、ここ数年で大きく値上がりした。
10年ちょっと前に10万円ぐらいだったものが、わずか数年で13万ぐらい→15万ぐらい→18万ぐらい、そして今では20万円基準と値上がりを繰り返している。これは、保険会社が、”保険金の支払い実績”をもとにレート改定を行なってきているからだ。
つまり、それだけ多くの事故や病気があって、たくさんの保険金が支払われている証拠なのだ。
高額の保険料ではあるが、「自分はケガとか病気とかしないから大丈夫」とか「保険が高すぎるから、保険無しで済まそう」とか甘い考えは持たないほうが良い。大きな保険会社が大幅な保険料アップをしないといけないほど、高額な治療費などの保険金が支払われる出来事がたくさん起こっているのだ。
「もしも、自分が保険に入っていなくて、治療費1000万円を請求されたら?」を想像してみよう。家族に大きな迷惑をかけてしまうことになる。だからこそ、真面目に保険を選んでおくべき!
元海外保険販売のスペシャリストがいろいろ調べて比較した結果。カナダへの留学・ワーキングホリデーにおすすめ、選ぶならこれかと!
注)本ページ記載の内容に関しては、必ず保険会社規定のパンフレットや約款を確認してそれらを優先してください。分かりやすく説明するためにイメージを案内したものです。保険金支払いは各事故の内容によってケースバイケースであり、保険金支払いの対象であるかどうかは保険会社の約款を基に判断され支払条件や範囲・限度額なども設定されています。
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