「海外留学保険」「ワーキングホリデー保険」の一部の商品で見られるこの表現。
「寮・ホームステイプラン」と「アパート借家プラン」の2種類のプランに分かれています。
しかし、この表現が多くの皆さんの混乱を招いているので少し解説いたします。
「最初の3ヶ月は、ホームステイをするんだけど、その後は、シェアなどしてアパートに住むつもり。この場合、どう申し込んだらいいの?」
という疑問をよく聞きます。実はこれ、ネーミングに惑わされているだけなんです!!
「寮・ホームステイプラン」→『補償範囲の狭い保険』
「アパート借家プラン」→『補償範囲の広い保険』
と、考えるとどうでしょう????
本当は『補償範囲の狭い保険』に申し込むのか、『補償範囲の広い保険』に申し込むのか・・・だけの違いなんですね・・・。実は!!!!滞在形式が○○だから○○プランに申し込まないといけない・・・ではありません!
では、どう補償範囲が違うのか!?!?!?・・・・と新たな疑問が出てくるので説明しますと・・・。
『補償範囲の狭い保険』では、持ち物損害の項目が、「携行品損害」となっていますが、
『補償範囲の広い保険』では、「生活用動産(長期用)」という項目になっています。
「携行品損害」は、本来、読んで字のごとく、あくまでも「持ち歩けるものを持ち歩いているときの補償」です。旅行者にとっては問題ない補償ですが、海外生活をする人にとっての持ち物を幅広く補償するものではありません。
(参考トピック:携行品損害について)
「生活用動産(長期用)」では「携行品損害」の補償に加えて、自宅にあるときの損害や携行品では対象とならない「携行できないもの、携行しないもの(例、デスクトップ・パソコン、ステレオ)など」=「家財」も補償に入るのです。つまり、持ち物の補償範囲が、”かなり広い”のです。
と、言っても、実際、皆さんが心配されている「自宅での空き巣」のニーズに応えているのは、「生活用動産(長期用)」なので、言い換えると『補償範囲の狭い保険』では、皆さんのニーズに合致していない・・・ということですね。
賠償責任の項目のところが、新しい保険では「個人賠償責任(長期用)」という項目になっている。この「個人賠償責任(長期用)」の項目では、通常の「個人賠償責任」の補償範囲に加えて、「現地で借りたアパートで起こした火災・爆発・破裂・水漏れ事故での家主への賠償責任」も補償に含まれます。この部分は、本来は、火災保険の範疇なので通常の留学保険では対象とならないのですが、『補償範囲の広い保険』では補償に含まれるということです。
保険会社さんのルールで、『保険期間の途中で、「寮・ホームステイプラン」から「アパート借家プラン」への変更は出来ない』というのがあります。
なので、「最初3ヵ月は寮・ホームステイプラン、残り9ヶ月をアパート・借家プラン」という契約はできないんです。最初契約するときに、どちらかを選ばないといけないんですね。
つまり、”プラン選びは慎重に!”と言うことです。
すべてをまとめると!
『現地でアパートや家を借りたりする予定がある場合には、補償範囲の広い保険=「アパート借家プラン」のほうが補償が広く、皆さんの心配事にあっているのでいいですよ』が、ネーミングになっているだけのことなんです。
ちなみに、念のため・・・・・
治療費を補償する「治療・救援費用」や、「死亡」の部分などは、どちらのプランでも同じです。寮、ホームステイ、アパート、借家のどの形式に住んでいても、どちらのプランに申し込んでいてもかわりはありません。
★「滞在期間中は、ずっとホームステイか寮のみ。アパート滞在は一切無い。」という場合のみ、「寮・ホームステイプラン」で大丈夫ですが、「未定」の場合は、「アパート借家プラン」で申し込んでおくべし!
元海外保険販売のスペシャリストがいろいろ調べた結果・・・選ぶならこれかと!
注)本ページ記載の内容に関しては、必ず保険会社規定のパンフレットや約款を確認してそれらを優先してください。分かりやすく説明するためにイメージを案内したものです。保険金支払いは各事故の内容によってケースバイケースであり、保険金支払いの対象であるかどうかは保険会社の約款を基に判断され支払条件や範囲・限度額なども設定されています。
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